事故の後日談

保険屋から連絡があった。GSは全損扱いで確定。
査定金額の提示があったが、せめて同じバイクの中古が買えるぐらいは検討して欲しいと再検討を依頼してみた。その結果について今日連絡があった。結果、+30の提示。悪くないどころか、正直声が裏返ってしまった。気を取り直して冷静をよそおい、異存がない旨返答した。あ○お○損保のご担当者様お気遣い痛み入ります。

こうなると当然次のバイク選びを始めたくなる。またGSを選ぶのであればディーラーさんには現在GSの在庫はないので、新車となると次のモデルまで待たなくてはならない。聞いてみると年明けになるだろうとのことだった。中古の在庫はあるようだけど、どうせ買うなら新型に乗ってみたいのが人情だ。

でも、様々な理由で無理して買ったR1200GSだが、事故にあう可能性の低さという点も重視していたので、次もR1200GSを買うかというとちょっと躊躇する。事故回避の技倆不足もあるとは思うが、ある意味もらい事故で買って9ヶ月であっけなく逝ってしまったこと、走行距離は8,000km走ったし、ある程度満足も得られていることで、他のバイクを選ぶことも考えてしまう。

BMWのバイクはよく走り、よく曲がり、よく止まる。本当に完成されている。でも逆に楽すぎ。日帰りで800km走っても物足りないなんて異常だ。よく「BMWはすごろくのあがりのバイク」と言われるが、本当にそうだと思う。きっと50歳になっても今と同じように乗れるだろう。
生きていてこそ、バイクに乗れるのだが、どうするのが最善の選択なのかよく考えてみようと思う。