高所＋林道巡り
山の神様に仕事でのストレス増加をアピールしツーリングOKをもらった。その代わり木曜日は有給で「出銭ランド」にガキどもをお連れしなくてはならない。まぁ悪くない条件だ。行き先は、GSではまだ大弛峠にお邪魔していないので、ここ最近の流れで確定。ついでに中津川林道など林道めぐりをすることにした。コースは国道を除くとこんな感じ。
中津川林道 → 相木川上線 → 秋山川端下線 → 川上牧丘林道 → クリスタルライン → 218号 → 黒野田林道 → 705号 → 細野鹿留林道 → 鹿留林道 → ヤビツ峠
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4:30amに出発。環八、関越、圏央道、入間と経由して299号から秩父に入った。正丸峠や芦ヶ久保は走り屋のお開きの時間なのか車やバイクはまばら。せっかくなので攻めてみようかなんて思ったが、年甲斐もないので道の駅へ寄る程度にしておいた。
朝日でループ橋とダムが美しい。
中津川林道林道に入るとカワサキ系のオフ車とすれ違った以外は誰とも絡まず単独走行。Pilot roadは濡れた土の部分でフロントを取られる場面が2回ほどあったが、まったく問題がなかった。出しても60km、40km前後で走っているのであまり参考にならないかもしれない。
この風景、わくわくするなぁ。
そんなこんなで三国峠に到着。
この切り通しが好き。
三国峠で一服後、相木川上線は風景を見ながらのんびり走行。
川上村の集落付近では畑が綺麗だ。レタス畑かな？
大弛峠に向かう相木川上線は途中からダート。ダートというよりも岩砂利といった感じ。ヘアピンで岩砂利ゴロゴロはなかなかハード。どうしても肩肘に力が入ってしまう。中津川林道はオンロードや乗用車でも大丈夫だろうけど、この道はオフ車か4WDじゃないと厳しいと思う。
無事に到着。この瞬間、ウチのGS君が標高2,360m、日本で一番高いところに居るバイクだ（峠と名のつく場所という前提で）。
車がいっぱいだ。
ついでに川上牧丘の入口。いい雰囲気だ。
クリスタルライン経由ということは塩山を通るので、こないだ見つけられなかった白彩の場所を確かめることにした。今回はあっけなく見つかった。なんてことはない、通り側に建物が建ったので見つけられなかっただけだった。これで今度は大丈夫だろう。
411号から大菩薩峠へ向かう218号へ入る。途中の上日川峠で一服。大菩薩峠へのハイカーの車がいっぱいだ。本当はここから分岐する砥山林道も走行予定だったが、頭上に発達中の積乱雲が見えたので今回はあきらめた。20号の手前で武田勝頼の最後の場所、景徳院を見学。補修のため墓石を動かしたら江戸時代の経石？が大量に出てきたとのことで寄付を募集していた。おじいさん達が作業しているそうで（檀家の人かな）なんだか大変そうだ。千円なので寄付してもよかったが、財布をトップケースに入れてきてしまったので、断念することにした。
20号に出てすぐのGSで10L給油。笹子峠へ向かう212号が通れるかどうか聞いてみたら、まだダメだよとのこと。ここも今回はあきらめだ。
笹子トンネルを過ぎて暫く進んで、黒野田林道の入口に入る。
ここから鉄塔手前で清八峠、河口湖方面への分岐があるが左の分岐へ進む。実はツーリングマップルに書いてあった猿が本当にでるのか確かめてやろうと思っていた。
その結果は…
いた、いた、いましたよ！猿！ただ、逃げ足が早く撮影までに至らなかったのが残念。野生の猿なので、日光の猿みたいに横柄ではないから仕方ないか。
705号との接合部で林道は終了。都留に出ると暑いのでポカリを飲んで休憩しているととうとう頭上の雲がゴロゴロ言い出した。こりゃいかん。お楽しみの細野鹿留林道が走れなくなってしまうではないか。ということで急ぐことにした。細野鹿留林道は前にみんなで釣りにきた時、ダートがなめらかだったのでGSで走ってみたいなと思っていた道だ。実際に走ってみると崩落の岩などなく、ハイペースで走れる気持ちが良い道だ。ただカーブが増えるあたりで舗装路に切り替わってしまう。ピストンで走ろうかと思ったが、とうとう降り出してしまった。雷鳴もほぼ頭上で聞こえるので本降り間近だ。逃げねばなるまい。逃げる理由はレインウェアを持ってこなかったことに他ならない。メッシュのウエアにTshirtsでは濡れると風邪を引いてしまうだろう。
途中の二十曲峠。本当は富士山と山中湖が綺麗に見えるんだろうが、まったく見えない。
他にも林道の業績アピールの木製の橋（アーチ部分だけね）なんてものもあった。
坂を下り忍野村に入るとありがたいことに、雷雲から逃げ切れたらしく雨が上がった。この先も天気予報では15時以降は雨だったので、最後のおまけで道志とヤビツ経由で帰った。
最終的には久々に5時前に帰宅。走行は448kmとここ最近では短めだったが、上半身はほどよいくたびれかただ。
GS君もいい感じに汚れた。
ドラム購入は依然検討中…
