体重減の原因確定

今日は会社を休んで内視鏡検査。
去年、健康診断で便潜血が発覚。叔父さんが大腸癌でなくなったり、親父も切除したポリープが癌だったりしたので、あわてて内視鏡検査を受けたら、ポリープ発見。そして切除手術を受けたところ、手術後3日後に傷を留めるクリップ的なものが5個中3個外れて大出血。慌てて院長に連絡を取って再度内視鏡で手術するも、手術中に血圧がどんどん下がり上が64まで下がっていくのを呆然と見ていた。こんな情けない原因で死ぬのかなんて冷静にモニターを見ながら考えていたことを思い出す。

事件以来、そのクリニックの院長先生には不信感一杯だったのだが、今回、事前の検診でその院長先生に再会。すると開口一番、「あ、去年の君かぁ。怖いなぁ」「う〜ん…やりたくないなぁ」なんておっしゃる。この発言には感動した。この歯に衣を着せぬ物言い、正直で素晴らしい。この先生ならきっと嘘をつかないだろうと、不信感が増すどころか、大好きになってしまった。この院長先生、内視鏡術では有名な先生で、先週も中国への内視鏡術を指導する取り組みの事務局長をなさっていたと日経新聞に載るぐらい。疑っていてすみませんでした。S院長先生。
 
さて、今回。例によって前日から下剤を飲む訳だが、マグコロールというものは問題ないのだが、もう一つ名前を忘れた下剤が強烈で、トイレで身動きがとれなくなるぐらいに効いてしまう。手がしびれて顔から血の気がなくなるのが分かるぐらい。もうちょっと楽な下剤はないものか。
翌日クリニックに到着して、おしりに穴の開いた手術着に着替える。次に味の素製の経口腸管洗浄剤を1.2L飲まなくてはならない。これがまた微妙な味で、検査前からげっそりしてしまう代物だ。40分ほどかけて何とか飲み切り、腸の中が綺麗になったところでいよいよ検査だ。
検査室で準備をしている看護婦さんも去年の事件を知っていて、大変でしたねぇなんて言うけど、院長先生からすれば良い迷惑だったんじゃないですかねと返すと苦笑いされた。そんなこんなで、点滴から鎮痛剤を投与。血圧のモニターを見ると上で102。まぁまぁだなと思ったあたりから強烈に鎮痛剤が効いて意識喪失となった。
休息室で看護師さんに起こされて時計を見ると既に4時。すっかり2時間寝てしまった。その後衝撃の結果を聞くことになるのだ。
診察室に呼ばれて、内視鏡で撮影した画像を元に説明を聞く。去年の傷も跡は残っているが問題無いそうだ。過形成性ポリープというものが一つあったがイボ的なものらしく、肝心の癌や線種のポリープは…ない。どうやら問題無いらしい。あっけなく帰宅となった。

どうやら、大腸系は大丈夫となると、最近の体重激減の原因はゴルフの練習しか思い当たらない。ゴルフの練習だけで84kgが76kgまで8kg減なんて、いままでどんだけメタボだったんだか。あと2、3kg痩せれば20代前半に着ていたスーツやジーンズ、革パンもはけちゃうよ。ふぉっふぉっふぉと高笑いの火曜日でした。
 
明日は衝撃の組織発表。もう内容は知ってるから衝撃ではなく憔悴の発表かね。